春ダイエットは停滞しやすい!? パーソナルトレーナーが教える 体重が落ちにくくなる春の原因 TOP3と対策
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2025 / 05 / 02
最終更新日:2025年5月2日
みなさん、こんにちは!
BEYONDたまプラーザ店トレーナーの佐藤です!
春になると「食事制限も運動も頑張ってるのに、なぜか体重が落ちない…」というお悩みをよく耳にします。実はこの時期、気温や生活環境の変化が体に大きな影響を与えるタイミングでもあるんです。
今回は、春にダイエットが停滞しやすくなる原因TOP3と、それを乗り越えるための具体的な対策を、パーソナルトレーナー目線でお伝えしていきます✨
目次
原因その1 気温上昇による「基礎代謝の低下」
冬の間、体は寒さから身を守るために、常にエネルギーを使って体温を維持しています。
いわば、「基礎代謝が高い季節」とも言えます!
しかし、春になると気温が上がり、体温を保つためのエネルギー消費がぐっと減り、
その結果、1日の消費カロリーが自然と少なくなり、冬と同じ生活習慣を続けていても痩せにくくなるのです💡
特に、運動習慣を持っていない方や、筋肉量が少ない女性はこの影響を受けやすく、「なんとなく太りやすくなった」「体が重い」と感じることが増えてきます!
なので、春は代謝が下がりやすいという季節特有の性質を理解したうえで、身体の「燃焼効率」を保つ意識が大切になってきます✨
対策その1 筋トレで代謝を上げる
代謝が高い人の特徴のひとつとして、「筋肉量が多い」ことが挙げられます!
筋肉量が多い人ほど、安静時でも多くのエネルギーを消費することができるため、「動かなくても太りにくい体質」に近づくことが可能です💡
なので、この春からは、ただ動くだけではなく、「筋肉を増やして、代謝を支える」という視点でトレーニングに取り組んでいくと良いでしょう⭕️
特に大きな筋肉(脚・背中・胸)を中心に鍛えることで、効率よく代謝を上げることができるので、
初心者の方は、週2回程度の筋トレをするだけでも十分効果を得ることができます✨
対策その2 基礎体温UPで代謝もUP
気温が上がる春は油断して薄着になったり、冷たい飲み物を摂る機会も増えがちになってしまいますが、内臓が冷えると代謝は確実に落ちてしまいます、、、
体が冷えてしまうと血流が悪くなり、脂肪燃焼効率も下がってしまい、
結果的に「痩せにくい」と感じる原因になります💡
基礎体温を上げる具体的な対策として、
- 朝に白湯を飲む
- 湯船に浸かる(38〜40℃で15分ほど)
- 生姜や根菜など体を温める食材を意識
- 靴下やレッグウォーマーなどで足元を冷やさない
このように、運動をしなくても基礎体温上昇により代謝アップへのアプローチをすることができるので、
忙しい方や運動が苦手な方にもおすすめです✨
原因その2 花粉や寒暖差による「ストレスと自律神経の乱れ」
春は「暖かくて気持ちいい季節」と言われる一方で、
実は、体にとっては「環境ストレスの多い季節」でもあります!
特に影響が大きいのが、「寒暖差」と「花粉」の存在です!
まず、春の気温差は意外と激しく、
日中は20℃を超える日があるかと思えば、朝晩は一桁台まで冷え込む日も珍しくありません💡
この気温差は、体温調節を司る「自律神経」にとって大きな負担となります!
特に、寒暖差が7℃以上ある日が続くと、自律神経が過剰に働き続け、
「なんとなく疲れる」「体が重い」といった不調を感じやすくなるのです!
さらにそこに追い打ちをかけるのが、花粉症によるアレルギー症状です!
目のかゆみ、鼻詰まり、くしゃみ、頭がぼーっとする…こういった症状があるだけでも、脳や神経系は「緊急状態」として認識してしまい、
「交感神経」が過剰に優位になりがちです💡
つまり、ずっと「戦闘モード」になっているようなものです!
この状態が続くと、睡眠の質が下がったり、ホルモンバランスが乱れたりして、食欲や代謝にも影響を及ぼしてしまいます!
3〜5月にかけて「以前と同じ食事と運動をしているのに、なぜか体が重い」「眠れていない気がする」といった声をよく耳にしますが、
その原因はまさに、こういった「自律神経の乱れ」や「ストレス」によるものが
大きいのです💡
対策その1 軽い運動で副交感神経を優位に
先述してように、春は寒暖差や花粉によるストレスで、交感神経が過剰に働きやすく、自律神経のバランスが乱れがちです💡
そこで効果的なのが、軽い散歩やストレッチ、深い呼吸を伴うヨガなどの低強度の運動です!
こうした運動は副交感神経を優位にし、身体をリラックス状態に導いてくれます✨
トレーニングとのバランスをとる意味でも、リカバリー目的の「低強度の運動日」を週に1~2回設けると、心身の回復と代謝維持に効果的です!
対策その2 五感を刺激し自律神経を整える
自律神経は意識的に整えることが難しいとされますが、五感(視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚)への働きかけによって、間接的に調整することが可能です💡
たとえば、朝は自然光を浴びながら深呼吸を行う、夜はぬるめの入浴にアロマを添える、ヒーリング音楽を流しながらストレッチを行うなど、
1日のリズムを整える「感覚刺激のルーティン」を意識的に作ることが重要です!
こうした習慣が交感神経から副交感神経への切り替えを促し、トレーニングの効果が出やすい「整った状態」へと身体を戻してくれます✨
原因その3 睡眠の乱れ
春は日が長くなり、気温も不安定で、生活環境が変わる人も多い時期です。
このような変化は、体内時計や自律神経に影響を与え、睡眠の質を下げやすくなります💡
特に日照時間の変化によって、睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌が遅れやすくなるため、「寝付きが悪い」「眠りが浅い」といった悩みが増える傾向にあります💡
また、昼夜の寒暖差が大きい日は、寝具の調整が難しく、途中で目が覚めてしまう人も多くなります!
睡眠不足は、食欲をコントロールするホルモンバランスにも悪影響を与えるため、ダイエット中は特に注意が必要です💡
「運動も食事も頑張っているのに体が変わらない」という人は、
まず「眠れているか?」を見直すことが重要です✨
対策1 朝は「光と水」で体内時計をリセットする
睡眠リズムを整えるには、朝のスタートをしっかり作ることがカギです!
起きたらまずカーテンを開けて自然光を浴び、コップ1杯の水を飲むことで、体内時計がリセットされ、メラトニン(睡眠ホルモン)の分泌サイクルが整います💡
光を浴びるタイミングが遅れると、夜になっても眠気が来にくくなってしまうため、特に春は意識的に「朝の光」と「水分補給」を習慣にすると良いでしょう⭕️
対策2 深部体温を自然に下げる「入浴タイミング」を整える
質の高い睡眠を得るためには、「深部体温(体の内側の温度)」がゆるやかに下がることが重要です!
その自然な体温低下をサポートする方法が「就寝90分前の入浴」です!
38〜40℃のぬるめのお湯に15分ほど浸かることで一度体温を上げ、入浴後に体温が下がっていくタイミングで眠気が訪れやすくなります💡
シャワーだけで済ませていると、この“体温の波”が作られにくく、寝つきの悪さや途中覚醒の原因にもなります、、、
睡眠の質を整えたい人は、ぜひこの「入浴のタイミングと温度」に注目してみてください✨
まとめ
いかがでしたでしょうか?
春は気温の変化や環境の切り替わりによって、代謝の低下や自律神経の乱れ、睡眠の質の低下など、見えにくい不調が起こりやすい季節です💡
その結果として、「頑張っているのに体が変わらない」「いつもより疲れやすい」と感じてしまう方も少なくありません!
こうした停滞を乗り越えるには、トレーニングや食事だけでなく、生活リズムやコンディションづくりにも目を向けることが大切です✨
この記事が、みなさんのライフスタイルを見直すきっかけとなり
より快適に春を過ごすヒントになれば幸いです😊
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お客様の声
この記事の著者
佐藤 昌希(MASAKI SATO)
BEYONDトレーナースクール卒業
BEYONDたまプラーザ店所属